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2017年1月9日月曜日

ギター上達が数倍早くなる考え方(1)

お疲れ様です。
ギタリストの北島健吾です。

最近流行りのビジネス本「GRIT」なるものを読んだことから得た自分なりの収穫です。

まとめます。
※本の内容を書くわけにはいかないので、あくまでもギターに関連する部分だけですね。


まず、大前提として

「才能×努力=ギターのテクニック」

「ギターのテクニック×努力=上達」

「上達+上達+上達・・・・=自信=やる気」

という公式があります。
努力はこの公式だけでも2箇所に関わるとても大切な要素。
その努力というのも質の向上が大事です。

今やっていることが、テクニックの習得に役立つ努力なのか?
このテクニックの上達にはこの努力で合っているのか?
など、数学者の実験のようにトライアンドエラーを繰り返します。


そして、もう一つ大事なことがあります。

才能=ゼロの場合、努力をしても上達しない。

上達がゼロだと、自信とやる気もゼロに到達する。

それを考えた時、思ったのが、
才能とは何かということなんですね。

体の骨格や、性別、持っているギター、性格、
いろんな要素がその人を作っているんです。
で、その人そのもののポテンシャルを否定してしまったら、元も子もないです。


で、一人一人に対して、才能がゼロになっている理由ってあると思うんですよね。

「そもそもの理屈がわからない。」
説明された言語が、自分の中にないからまるで何語喋ってるのかわからない状態

リズムがわからない」
正しいリズム、自分のリズムをどう認識したらいいかわからないから、差分を埋める研究が自発的にできない状態。

「音程がわからない」
どこを弾いたらどんな音がするのか把握できていない、
把握できてもどうやって弾いていいかよくわからない。
和音が聞き取れない。

「音の帯域がわからない」
ローとかミッドとかハイとか言われてもわからない。
自分で「いい音」を作ったことがない。
そもそも、プロの音と自分の音の差分がどういうものか耳で判断できない。

「身体操作がわからない」
どんな時どうやって筋肉を使うのかがわからない。
脱力とか、筋肉操作とか、言葉だけ見ても動かしかたがわからない。
スナップって何?力の入れ具合がわからない。
プロの人の映像見ても力加減がわからない。

「譜面が読めない」
TABがないと読めない、TABがあってもリズムが読めない。




他にも色々あると思うんですよね。
そういう抱えてる問題、
自覚してないけど弊害になってる部分もあるかもしれません。

そういうことを一人一人分析して、カルテを作って、
何が足りないか気がつくための、考察力を植え込むのが、
講師の役目なのかなと。


今回は、ピッキングを考察した動画を作ってみました。
中級者以上には常識かもしれません。
一部教則本見たら、同じこと言ってる人もいるかもしれません。
でも教則本見ても、理解するための受け入れ準備ができていないと、
効果ゼロになってしまうので。

少しでも力になれたら。





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