ギタリストの北島健吾です。
ギターアドリブが自由に弾ける人、
あなたがそこに到達するなら、
何が必要ですか??
どんなものを勉強してきましたか?
多くの方は、アドリブ、速弾きには音数がたくさんある。
あんな風に弾けるようになりたい。
ここから、スケールを勉強しますよね。
スケールを知っている。
ここまでは憧れの方と足並みが揃ったのに、何が違うんでしょうか?
センスでしょうか??
じゃあ、上手い人のセンスって何??
ということで、
今回も一つの着眼点をプレゼント。
ギターのスケールをいっぱい覚えたのに、何かうまく使えない。
といった方へのアドバイスです。
アドリブには、最低でも2つの脳を使っています。
コード脳とスケール脳です。
何言ってるかイメージつかないかと思います。(笑)
たとえ話ですが、
点と、点を定規で結ぶ。
これがコード脳です。
直線を作るために、四角いタイルを敷き詰める。
これがスケール脳です。
コードの切り替わりや、メロディの肝になる部分にコードを構成する音を配置して、
結んでいくのが、コード脳です。
コードの音とリズムだけでも充分綺麗なメロディーになるんです。
その結んだ線を拡大して、半音ずらしてみたり、もう一個音を足してみたり、
つなぎ目を虫眼鏡で拡大してどうやって音を並べるか。
そこにスケールの知識を使います。
つまり、順番としては
コード脳で大きな筋道を決めてから、スケール脳で詳細な部分を決めていくのです。
大きな道筋ができているので、外れる心配が減るわけです。
それでも、コードトーンとコードトーンの間をどうしたらいいかわからない場合。
コードトーンを弾くだけでもメロディは格好いい。
コードトーンの響きからそれたくなった時だけ、コードトーン以外を弾いてみる。
まずはルートの後に9thとか、ルートの前に7thのスライドいれてみるとか。
まずはルートの後に9thとか、ルートの前に7thのスライドいれてみるとか。
図の1小節目は鋭角ですね。その場合、コードトーンをつなぐものが少ない、もしくはスケールの距離が離れています。
図の2小節目は、鈍角というか曲線ですね。曲線の場合は、より距離の近い音を結んだりしているわけです。半音階の速弾きや、いっそのことアーミングかもしれませんよ?
そういう意識から始めるとスッキリしませんか?
何か疑問点があれば、ツイッターなどで。
レッスンもお待ちしております。
https://kengo-kitajima.net/about.html
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